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平藩概要: 慶長7年(1602)、鳥居忠政が10万石で入封し平藩を立藩します。中世以来、当地は岩城氏が支配していましたが、戦国時代、佐竹氏に従属していた為、関が原の戦い後、中立だった佐竹氏に連座し一時改易となりました(岩城氏はその後許され川中島藩1万石、亀田藩2万石で復権)。忠政は岩城氏の本城だった大館城を廃し、新たに平城を築き城下町や領内の整備を行いました。元和8年(1622)、忠政が山形藩(山形県山形市)に移封になると内藤政長が佐貫藩(千葉県富津市)から7万石で入封。延享4年(1747)6代内藤政樹が延岡藩(福岡県延岡市)に移封になると笠間藩(茨城県笠間市)から井上正経が6万石で入封。宝暦8年(1758)に正経が浜松藩(静岡県浜松市)に移封になると加納藩(岐阜県岐阜市)から安藤信成が5万石で入封。以来、安藤家が7代藩主を歴任し明治維新を迎えています。5代安藤信正は幕政で大きな影響力を持ちましたが文久2年(1862)の坂下門外の変で失脚し所領を4万石に削減されています。
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平藩歴代藩主
| 藩主名 | 藩主年間 | 石高 | 備考 |
初代 | 鳥居忠政 | 1602〜1622年 | 10万石 | |
初代 | 内藤政長 | 1622〜1634年 | 7万石 | |
2代 | 内藤忠興 | 1634〜1670年 | 7万石 | |
3代 | 内藤義概 | 1670〜1685年 | 7万石 | |
4代 | 内藤義孝 | 1685〜1712年 | 7万石 | |
5代 | 内藤義稠 | 1712〜1718年 | 7万石 | |
6代 | 内藤政樹 | 1718〜1747年 | 7万石 | |
初代 | 井上正経 | 1747〜1758年 | 3万7千石 | |
初代 | 安藤信成 | 1756〜1810年 | 6万7千石 | |
2代 | 安藤信馨 | 1810〜1812年 | 6万7千石 | |
3代 | 安藤信義 | 1812〜1829年 | 6万7千石 | |
4代 | 安藤信由 | 1829〜1847年 | 6万7千石 | |
5代 | 安藤信正 | 1847〜1862年 | 4万石 | |
6代 | 安藤信民 | 1862〜1863年 | 4万石 | |
7代 | 安藤信勇 | 1863〜1871年 | 4万石 | |
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平藩 |
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平藩城下町:名所・旧跡 |
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