敦賀藩(鞠山藩)

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敦賀藩(鞠山藩)概要
敦賀藩(鞠山藩)概要: 天和2年(1682)、小浜藩2代藩主酒井忠直の遺言により2男酒井忠稠に1万石(敦賀郡5千石、高島郡5千石)が分知され鞠山藩が立藩しました。貞享4年(1687)に鞠山に陣屋を設け郡奉行2人、郷代官3人、手代2人を配したものの格式としては定府大名で、事実上小浜藩の支配下に置かれていました(敦賀郡の大半は小浜藩領で、戦国時代大谷吉継が築いた敦賀城跡に敦賀代官所を設けています。)。宝暦9年(1759)、4代藩主酒井忠香の代に小浜藩から独立し鞠山酒井氏の支配となりますが藩財政が逼迫し安政6年(1859)には7代藩主酒井忠眦が所領を小浜藩に返還しようと働きかけています(領民が反対した為この計画は頓挫。)。忠眦は若年寄を3度務めるなど幕府の要職を歴任し文久元年(1861)には1千80石の加増の上城主格に昇格、幕末は幕府側で行動しますが酒井忠経が8代藩主を継ぐと新政府側に転じ各地で転戦しています。
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敦賀藩歴代藩主
 藩主名藩主年間石高備考
初代酒井忠稠1682〜1706年1万石 
2代酒井忠菊1706〜1722年1万石 
3代酒井忠武1722〜1731年1万石 
4代酒井忠香1731〜1788年1万石 
5代酒井忠言1788〜1797年1万石 
6代酒井忠蓋1797〜1833年1万石 
7代酒井忠眦1833〜1867年1万石 
8代酒井忠経1867〜1871年1万石 

敦賀藩
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敦賀藩城下町:名所・旧跡
藩庁
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鞠山陣屋
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鞠山神社
 
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