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新庄藩概要: 江戸時代当初は山形藩に属していましたが元和8年(1622)、3代山形藩主最上義俊が御家騒動により改易になり、松岡藩(茨城県高萩市)から戸沢政盛が6万石で入封し新庄藩を立藩します。以来、戸沢家が11代藩主を歴任し明治維新を迎えています。戸沢家は仙北郡の角館(現在の秋田県仙北市)を中心に勢力を広めた大名で、関が原の戦いでは逸早く上杉家の謀反を徳川家に知らせるなどの功があり地位が確立しました。戊辰戦争の際は奥羽越列同盟に参加したものの、新政府軍側に属した出羽国の雄藩である久保田藩に同調し、同盟軍側の庄内藩と激しく対立、領内の多くは戦場となり新庄城は落城し城下町も戦火により焼失しました。
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新庄藩歴代藩主
| 藩主名 | 藩主年間 | 石高 | 備考 |
初代 | 戸沢政盛 | 1622〜1648年 | 6万石 | |
2代 | 戸沢正誠 | 1650〜1710年 | 6万石 | |
3代 | 戸沢正庸 | 1710〜1737年 | 6万石 | |
4代 | 戸沢正勝 | 1737〜1745年 | 6万石 | |
5代 | 戸沢正ェ | 1745〜1765年 | 6万石 | |
6代 | 戸沢正産 | 1765〜1780年 | 6万石 | |
7代 | 戸沢正良 | 1780〜1786年 | 6万石 | |
8代 | 戸沢正親 | 1786〜1796年 | 6万石 | |
9代 | 戸沢正胤 | 1796〜1840年 | 6万石 | |
10代 | 戸沢正令 | 1840〜1843年 | 6万石 | |
11代 | 戸沢正実 | 1843〜1871年 | 7万5千石 | |
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新庄藩 |
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新庄藩城下町:名所・旧跡 |
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