三日市藩

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概要・歴史・観光・見所
三日市藩概要: 三日市藩は享保9年(1724)に柳沢吉保(五代将軍徳川綱吉の側用人)の五男柳沢時睦が1万石で入封して初めて立藩しました。時睦は3ヶ月で家督を保経(吉保の七男)に譲り、保経は松平姓から再び柳沢姓に戻しています。保経は日光祭礼奉行や江戸城警備などを歴任する人材でしたが1万石定府大名という事もあり領内で政務をとることがなく政治的には不安定な状況が続き財政も常に悪化した状態だったと言われます。文政9年(1826)に六代藩主に里顕が就任した時には2000両を超える借財があったされさらに江戸時代後期になると今までの借財や新たに領内の海岸警備などの費用でさらにさらに困窮しました。安政3年(1856)に徳忠がわずか3歳で八代藩主に就任し家臣の助けを受けながら幕末の混迷期に最初に御国入りを果たし、すぐさま戊辰戦争へ突入していきます。三日市藩は当初、奥羽越列藩同盟に同調しますが戦意が低く同じく同盟側の新発田藩が新政府側につくと戦局が大きく変化し、隣接する黒川藩共々陣屋を無血開城し新政府軍に恭順しました。明治4年(1869)に三日市県となり同年に新潟県に併合されます。
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三日市藩歴代藩主
 藩主名藩主年間石高備考
初代柳沢時睦1724〜17241万石 
2代柳沢保経1724〜17601万石 
3代柳沢信著1760〜17821万石 
4代柳沢里之1782〜18041万石 
5代柳沢里世1804〜18261万石 
6代柳沢里顕1826〜18421万石 
7代柳沢泰孝1843〜18561万石 
8代柳沢徳忠1856〜18711万石 

三日市藩
三日市藩城下町:町並み
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