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糸魚川藩概要: 糸魚川は北陸街道と千石街道の結節点であったことから重要視され、高田藩領だった時代には家老クラスがこの地を納めました。元禄4年(1691)に有馬清純が5万石で入封し糸魚川藩を立藩します。元禄8年(1695)に廃藩となり一時天領となりますが元禄12年(1699)〜享保2年(1717)に本多助芳が1万石で統治します。その後、松平直之が1万石で入ると代々松平家が統治しますが石高が低く定府大名だった為、糸魚川陣屋で政務を取る事もなく政治的には不安定な状態でした。享保年間から藩の財政が逼迫し困窮状態が慢性化した事で沖の口役銀騒動や黒川騒動などが勃発し、明治維新後も林騒動や二歩金騒動が起こりました。
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糸魚川藩歴代藩主
| 藩主名 | 藩主年間 | 石高 | 備考 |
初代 | 有馬清純 | 1692〜1695 | 5万石 | |
初代 | 本多助芳 | 1699〜1717 | 1万石 | |
初代 | 松平直之 | 1717〜1718 | 1万石 | |
2代 | 松平直好 | 1718〜1739 | 1万石 | |
3代 | 松平堅房 | 1739〜1773 | 1万石 | |
4代 | 松平直紹 | 1773〜1806 | 1万石 | |
5代 | 松平直益 | 1806〜1826 | 1万石 | |
6代 | 松平直春 | 1826〜1857 | 1万石 | |
7代 | 松平直廉 | 1857〜1858 | 1万石 | |
8代 | 松平直静 | 1858〜1871 | 1万石 | |
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糸魚川藩 |
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糸魚川藩城下町:町並み
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糸魚川藩:名所・旧跡
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