燈籠:宮城県編 |
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塩釜神社(銅鉄合製燈篭文化燈篭) |
場 所 | ・宮城県塩竈市一森山 |
制作年 | ・文化6年=1809年 |
制作者 | ・早井義幹・大出治具・田中清直・及川庄七等 |
奉納者 | ・仙台藩9代藩主伊達周宗 |
材 質 | ・青銅製・鉄製 |
寸法等 | ・高さ4.8m |
文化財 | ・塩釜市指定文化財 |
備 考 | ・塩釜神社の銅鉄合製燈篭は文化6年に仙台藩9代藩主伊達周宗が幕府から命じられた蝦夷地警護を完遂した事への感謝の意から奉納されたものです。名称のように銅と鉄が複合された珍しい燈籠で、鳳凰や龍など縁起の良い霊獣や花、鳥の精緻な意匠が施されています。
塩釜神社(宮城県塩竃市):動画
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塩釜神社(文治の燈籠) |
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場 所 | ・宮城県塩竈市一森山 |
制作年 | ・元禄年間 |
制作者 | ・― |
奉納者 | ・― |
材 質 | ・鉄製 |
寸法等 | ・― |
文化財 | ・― |
備 考 | ・元々の灯籠は文治3年(1187)に奥州藤原氏の3代目当主藤原秀衡の三男である藤原忠衡(泉三郎忠衡)が寄進したもので、「文治三年七月十日泉三郎忠衡敬白」の銘があり「文治の燈籠」と呼ばれていました。
元禄2年5月9日(1689年6月25日)に奥野細道の行脚で松尾芭蕉が塩釜神社に参拝した際、「古き宝塔(文治の燈籠)」を見学し「神前に古き宝燈有。鉄の戸びらの面に文治三年和泉三郎寄進と有。五百年来の俤今目の前にうかびて,そぞろに珍し。かれは勇義忠孝の士也。佳命今に至りて,慕はずといふ事なし。誠人能道を勤,義を守るべし。名もまた是にしたがふと云り。」と記しています。
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仙台東照宮 |
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場 所 | ・宮城県仙台市青葉区東照宮1丁目 |
制作年 | ・承応3年(1654)・延宝8年(1680)・天和2年(1682) |
制作者 | ・− |
奉納者 | ・伊達家一門・仙台藩重臣など |
材 質 | ・石製 |
寸法等 | ・34基 |
文化財 | ・附:国指定重要文化財 |
備 考 | ・仙台東照宮は仙台藩2代藩主伊達忠宗によって創建された神社です。石燈籠は参道石段左右に建立されているもので、伊達家一門や重臣達が奉納したものが多く見られます。石燈籠には年号と寄進者の銘が刻み込まれている為、資料的価値も高く、石鳥居の附けたりとして国指定重要文化財に指定されています。
仙台東照宮(宮城県仙台市):動画
宮城県仙台市:動画
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