燈籠:滋賀県編

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関蝉丸神社(時雨燈籠)
関蝉丸神社(時雨燈籠)
場 所 ・滋賀県大津市逢坂一丁目
制作年 ・鎌倉時代中期
制作者 ・−
奉納者 ・−
材 質 ・石製(花崗岩)
寸法等 ・高さ257cm
文化財 ・国指定重要文化財
備 考 関蝉丸神社は弘仁13年に小野岑守が開創したと伝えられる神社です。関蝉丸神社の鎮座地は山城国と近江国との国境付近に位置している事から国堺の守護神として信仰されたようです。その後、逢坂山に住したと関係を深め後に祭神となっています。江戸時代にも二品覚尊親王や実相院宮義周親王などが参拝するなど信仰を広げています。時雨燈籠は鎌倉時代中期に制作されたもの国指定重要文化財に指定されています。

西光寺
西光寺
場 所 ・滋賀県蒲生郡竜王町鏡
制作年 ・応永28年=1422年
制作者 ・−
奉納者 ・−
材 質 ・石製
寸法等 ・高さ2.8m
文化財 ・国指定重要文化財
備 考 西光寺は平安時代初期に日本の天台宗の開祖である伝教大師最澄の霊夢に出現した観音菩薩の御告げに従い星ケ峰の麓に開創したと伝えられる寺院です。嵯峨天皇の勅願寺にもなり大きく繁栄しましたが、戦国時代の兵火により大きな打撃を受け廃寺に追い込まれています。石灯籠は星ヶ峰の中腹に祭られていた若宮王子神社の所有する石造物ですが、平成に入り西光寺の廃寺跡に遷されています。

河桁御河辺神社
河桁御河辺神社
場 所 ・滋賀県東近江市神田町
制作年 ・延慶4年=1311年
制作者 ・−
奉納者 ・−
材 質 ・石製
寸法等 ・高さ2.2m
文化財 ・国指定重要文化財
備 考 河桁御河辺神社は玉祖宿根磯戸彦連が開創したと伝わる神社です。当時は神仏習合していたようで真言宗の開祖である弘法大師空海が修行に訪れたとされます。延喜式神名帳に式内社として記載された川桁神社の論社で広く信仰されました。

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